６月の第３日曜日は、父の日です。母の日に比べて圧倒的に存在感が薄いのは気のせいでしょうか。

さて、いずれにしろ定番の贈り物は、お子供さんの描いた絵や工作。もらって、そのまま押し入れ行きでは少し味気ないですね。少しの間でもそれを貼ったり飾ったりしたいものです。しかし、クロスの壁に直接ピンナップするのは、少し抵抗がありますし、漆喰や珪藻土などの塗り壁には、そもそもピンが刺さりません。

そこで、新築やリフォームの際にリビングやダイニングのいずれかの壁面に「家族の思い出コーナー」を計画することをお勧めします。
この面にはピンナップ用のコルク板や簡単な棚を設えます。コルクでなくても杉や桧の板貼りでもOKですし、棚も出幅が１５cmもあれば十分です。そこに伝言板的なホワイトボードや黒板を設えるのもいいかもしれません。
子供さんが大きくなって絵や工作をプレゼントしてくれなくなれば、学校からのプリントや気になるチラシなどを貼ってもいいかもしれません。こういったものは、あちこちに貼ると雑然としますし、ファイル等にしまってしまうと分からなくなるものです。

思い出や情報を見える形で整理する、家庭も「見える化」の時代ですね。