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りりこのスタッフブログ
住まいをちょうどいいサイズに!「減築リフォーム」とは?
こんにちは。
子どもが独立して、家の中が広く感じるようになった。
使っていない部屋が増えて、掃除や管理が大変…。
そんなお悩みを持つ方に、注目されているのが「減築(げんちく)」というリフォームです。
これは、「家の一部を取り除いて、暮らしに合ったサイズに整えるリフォーム」のこと。わざわざ家を小さくするなんて、もったいないと思うかもしれませんが、実は多くのメリットがある方法です。
今回は、そんな「減築リフォーム」について、わかりやすくご紹介します。
▼目次
・まとめ
減築って、どんなときにするの?
家の広さを小さくしたほうが、便利で住みやすいと感じるのは、次のようなタイミングが多いようです。
・子どもが巣立って、部屋が余っている
・2階を使う機会が減ってきた
・掃除や管理が大変で、体力的にも負担を感じるようになった
・空いている部屋をなくして、駐車場や庭を広くしたい
つまり、家族構成や年齢の変化とともに、ちょうどいい家の広さも変わってくるもの。
今の暮らしに合ったサイズに整えることで、無駄のない暮らしやすい住まいに生まれ変わらせるのが、減築リフォームです。
減築のメリット
減築によって得られるメリットには、次のようなものが挙げられます。
家事がラクになる
家がコンパクトになると、移動距離が短くなり、掃除や片付けの負担が軽減されます。
たとえば2階建てを平屋にすることで、階段の上り下りがなくなり、安全性もアップします。
光熱費が抑えられる
家の面積が小さくなると、冷暖房の効きが良くなり、電気代やガス代の節約につながることも。
また、外壁や屋根の面積が減ることで、将来の修繕費も抑えられる可能性があります。
減築のデメリットや注意点
もちろん、良いことばかりではありません。こんな点には注意が必要です。
意外と費用がかかる場合がある
壁や屋根を取り外す工事なので、通常のリフォームよりも費用がかさむことがあります。
また、古い家の場合は、工事中にシロアリ被害が見つかって、さらに修理費用が必要になることも。余裕を持った予算計画をしておくと安心です。
工事中の仮住まいが必要になるケースも
減築に限りませんが、工事の規模によっては騒音や振動が発生し、一部の部屋が使えなくなります。そのため、住みながらのリフォームが難しく、仮住まいの確保が必要になることも。
普段の生活に負担の少ない工事となるよう、事前によく相談しておきましょう。
まとめ
「せっかく建てた家を小さくするなんて、もったいない」と思うかもしれません。でも、住まいは「今の自分たちにとってちょうどいいこと」が大切です。
減築リフォームは、暮らしのサイズを見直すための前向きな選択肢。家が広すぎて負担を感じている方にとっては、より快適で安心な暮らしにつながる方法です。
「この家、ちょっと広すぎるかも」と感じたら、一度減築という方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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