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りりこのスタッフブログ
リフォームで叶える!子どもがのびのび育つお部屋づくりのコツ
こんにちは。
子どもが成長すると、「そろそろ自分の部屋を作ってあげたいな」と考えるご家庭も多いのではないでしょうか?
お子さまの好きな色やキャラクターを取り入れた、かわいらしい空間にしてあげたい! そんな親心もありますよね。
ただ、子どもは成長とともに好みやライフスタイルが変わっていくもの。せっかく作った部屋がすぐに使いづらくなってしまった…なんてことは避けたいですね。
そこで今回は、お子さまが快適に過ごせるだけでなく、成長に合わせて長く使える「子ども部屋のリフォーム・リノベーションのポイント」をご紹介します。
▼目次
子ども部屋を作るタイミングは?
近年、リビングで勉強をする「リビング学習」を取り入れるご家庭が多く、何歳ごろから子ども部屋を用意したらいいのか迷うケースもあるようです。
子ども部屋があることで、自立心が育まれたり、自分の持ち物を整理する習慣が身についたりするメリットがあります。また、成長とともに『ひとりの時間が欲しい』と感じることも多いため、プライバシーを確保できる点も重要です。
では、何歳くらいで子ども部屋を用意するのがよいのでしょうか?
学年ごとに、どのように活用されるのか見てみましょう。
小学校入学前:
親と過ごす時間が長いため、子ども部屋の必要性は低め。ただし、「自分のスペース」としておもちゃや絵本を置く場所を用意する家庭も。
小学校低学年:
学習机やベッドを購入するタイミングで、子ども部屋を用意する家庭が多い。とはいえ、まだリビングで過ごす時間が長いため、荷物置き場になってしまうことも。
小学校高学年~中学生:
勉強やプライベートな時間を大切にするようになり、個室を求める子が増える時期。このタイミングで本格的に子ども部屋を作るケースも。
いかがでしょうか。
「絶対にこの時期!」という決まりはないので、お子さまの性格や生活スタイルに合わせてタイミングを見極めたいですね。
子ども部屋づくりの成功ポイント
実際に、子ども部屋を作るとなった場合は、次のようなポイントを踏まえて計画していきましょう。
家族とつながる間取りに
特に小さな子どもの場合、個室に閉じこもってしまうと、親の目が届かなくなり心配ですよね。
そこでおすすめなのが、リビングやダイニングの近くに子ども部屋を配置すること。
例えば、子ども部屋に行くには必ずリビングを通る間取りにすることで、自然と家族と顔を合わせる機会が増えます。
また、ドアを開けたままでも視線が通るような設計にしておくと、安心感があります。
成長を見越したデザインを
子どもが小さいうちは、明るいカラーや可愛らしいデザインを好みますが、大きくなるにつれ好みが変わるもの。
そのため、壁紙や家具のデザインはできるだけシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
また、収納スペースも成長に合わせて変えられるよう工夫しましょう。
幼児期:低めの収納棚を用意し、「箱にポイッと入れるだけ」の片付け方法ができると◎
学童期:勉強道具や習い事の道具が増えるため、収納スペースを確保しやすい可動式の棚を活用する
中高生:洋服や本が増えるため、大容量のクローゼットや本棚があると便利
さらに、将来的に部屋を分けることを考え、あらかじめ広めの空間を確保しておくのも良い方法です。ドアや照明、コンセントを2つずつ設置し、あとから壁を作って2部屋に分けられるような設計にしておくのもおすすめです。
こもりすぎない環境を整える
子ども部屋は大切なプライベート空間ですが、「部屋にこもりっぱなし」にならない工夫も重要。
例えば、
・鍵はつけない or 外からも開けられる仕様に
・テレビは置かず、リビングに集まりやすくする
・Wi-Fi環境をあえて制限する(端末ごとにWi-Fiに接続できる時間帯を制限するなど)
こうした工夫を取り入れることで、家族とのつながりを保ちやすくなります。
「家族との距離を大切にしながらも、自分だけの空間を楽しめる」そんなバランスを意識すると、子ども部屋がより快適な空間になるでしょう。
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
まとめ
子ども部屋は、お子さまの成長とともに求められる役割が変わるもの。だからこそ、今だけでなく将来も見据えた設計が大切ですね。
「どんな環境なら、子どもがのびのびと過ごせるだろう?」そんな視点を大切に、家族みんなが快適に暮らせるお部屋づくりを楽しんでください。
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