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りりこのスタッフブログ
収納のリフォームで暮らしをもっと快適に
こんにちは。
リフォーム前提で中古住宅を購入する際、「収納」について悩む方は多いものです。
収納スペースが足りない、ほしいところに収納がない、といった問題をどう解決するかが、設計士の腕の見せ所とも言えます。
そこで今回は、リフォームでより使いやすい収納を実現するアイデアを、事例とともにご紹介します。
▼目次
・まとめ
収納リフォームのポイント3選
まずは、収納を見直す際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
生活動線に合わせた収納場所
収納は、使いやすい場所に配置することが大切です。家のどこに、どんなものを置けば便利なのかを考えてみましょう。収納スペースが広いだけでは、片付けが楽になるとは限りません。「使う場所」と「しまう場所」が近いことがポイントです。
キッチン:調理器具、食品ストック、家電などを1ヶ所にまとめる
リビング:リモコン、おもちゃ、掃除道具を日常動線に合わせて収納
玄関:靴や傘、アウトドア用品を一目で取り出せるように
家族の行動パターンを想像し、生活動線に合わせた収納場所を確保しましょう。
収納するモノに合わせた奥行き&高さ
収納の出し入れが不便だと、どれだけ収納力があっても使いにくいものです。奥行きや高さは、収納する物に応じて設計しましょう。
例えば、棚板の奥行きは、深い方がたくさんのものが入ります。布団などを収納するなら奥行きが深い方がいいのですが、小さなものが多いパントリーでは、浅くした方が使いやすくなります。
また、収納場所の高さにもポイントがあります。
視線の高さにある位置には、日常づかいするものを収納します。そして、重たいものは低いところへ、軽いものや使用頻度の低いものは高いところへと、使い分けます。負担なく出し入れできる高さを、検討してみましょう。
施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間
「見せる」と「隠す」をバランスよく
収納には「隠す収納」と「見せる収納」があります。
「隠す収納」とは、扉や引き出しに収める方法のこと。掃除道具やホコリから守りたいものが向いています。一方、「見せる収納」は、おしゃれな食器や雑貨をディスプレイしながら収納する方法です。
見せる収納ばかりでは部屋の印象が雑多になってしまうので、バランスよく取り入れたいもの。見せる収納2割、隠す収納8割がベストバランスと言われます。
収納リフォームの実例アイデア3選
収納リフォームのヒントとなるよう、具体的なリフォーム事例を紹介します。
デッドスペースを収納に活用
使いづらい「デッドスペース」を有効活用すると、室内の広さを犠牲にすることなく、使いやすさと収納量を確保することができます。よく使われる場所には、次のようなものがあります。
階段下:造作棚で収納スペースに。
床下:キッチンに床下収納を設置して食品をストック。
和室の小上がり:引き出し収納を取り入れる。
施工事例: 【中古リノベ】2×4工法の家を“ひろがり間取り”にリノベーション
壁面を最大限に活用
壁一面を収納スペースに変えることで、限られた床面積を有効活用できます。特に本や雑誌、ちょっとした雑貨を収納するのに向いています。リビングの壁面を使うほか、テレビボードと一体型の壁面収納にしたり、デスク周りやキッチンに吊り棚を設けたりする方法もおすすめです。
施工事例: 自然素材にこだわった家
ウォークインタイプの収納を設置
お子様の成長や好みの変化などで、どうしても増えがちなのが衣類など身につけるものです。そこでおすすめなのが、ウォークインタイプの収納。整理しやすく大容量なのがメリットです。
特に、ウォークインクローゼット(WIC)やシューズインクローゼット(SIC)は、大容量収納にぴったりです。
寝室のWIC:衣類や季節物をまとめて管理。
玄関のSIC:靴や傘、アウトドア用品をすっきり収納。
施工事例: 猫と暮らす、時を紡ぐ家
まとめ
収納を見直すだけで、家の快適さは大きく変わります。中古住宅をリフォームするなら、収納にも目を向けてみましょう。「片付かない家」とおさらばし、家族みんなが気持ちよく過ごせるようになります。
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