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りりこのスタッフブログ
スケルトンリフォームとは?
こんにちは。
リフォームで、間取りの変更や断熱性能の向上をしたい場合におすすめの方法が「スケルトンリフォーム」です。
骨組みを残した大掛かりなリフォームですが、築年数の経った中古住宅でも、新築同様に作り替えることができます。
今回は、スケルトンリフォームについてメリットデメリットなどをお伝えします。
▼目次
・まとめ
スケルトンリフォームとは
スケルトンリフォームとは、住宅を骨組みだけの状態にして行うリフォームのことを言います。壁や天井、設備も取りはずしてリフォームするため、間取りの変更や断熱工事にも対応できます。家族のニーズに沿ったリフォームができるので、自由度の高いプランニングが可能になります。
施工事例:ナチュラルモダンリノベーション
スケルトンリフォームのメリット
スケルトンリフォームを選ぶと、次のようなメリットが得られます。
間取りを大きく変更できる
間仕切り壁やドアなども外してリフォームするため、もとの間取りを気にせずプランニングできることがメリットです。リビングを広くしたり、日当たりのいい位置にダイニングを移動したりすることもできるように。不便に感じていた生活動線を改善するのにも、役立ちます。
配管や断熱材を交換しやすい
築年数の経っている住まいでは、床下の配管や天井の断熱材なども傷んでいる可能性があります。スケルトンリフォームでは、床板や天井も取りはずせることから、こうした傷んだ設備を交換する工事にも対応しやすい点がメリットです。
構造体のゆがみや設備の劣化状況をチェックしやすいため、より長持ちするリフォームを提案できます。
新築よりコストを抑えられる
スケルトンリフォームを行った住まいは、新築同様に生まれ変わります。表面的なリフォームだけでなく、見えない部分にも手を加えるため、通常のリフォームよりコストはかかるものの、建て替えて新築するよりコストを抑えることができます。
コストを抑えつつ、希望に合った家づくりをしたい方に向いているリフォームです。
施工事例:【実家リノベ】築40年CB造の家
スケルトンリフォームの注意点
さまざまなメリットを持つスケルトンリフォームですが、知っておきたい注意点もあります。実際にリフォームする際には、デメリットや注意点も知っておくと、安心です。
部分的なリフォームより費用や時間がかかる
壁や床、天井などをほぼ解体するため、部分的なリフォームに比べると費用も時間もかかります。住みながらのリフォームは難しいことが多いため、今住んでいる住宅をスケルトンリフォームする場合には、仮住まいの検討も必要です。
計画通りに工事できないこともある
工事に着手した後に、建物の構造に問題が見つかり、計画通りに工事できないことがあります。基礎が劣化していて補強が必要になったり、想定以上に梁がたわんでいて柱が必要になったりするケースがあります。工事内容に合わせて、予算配分をし直すことも。資金やスケジュールに余裕を持ち、変更を柔軟に受け止める心づもりも大切です。
どんな場合にスケルトンリフォームを検討する?
コストはかかるものの、間取りや断熱性能など、さまざまな部分を更新できるのがスケルトンリフォームのメリットです。メリットを最大限に活かすには、どのような場合にスケルトンリフォームを取り入れたらいいのでしょうか。
スケルトンリフォームの検討をおすすめするのは、次のようなタイミングです。
建物の老朽化を改善したい
築年数が経っていて傷みが気になる住まいでも、構造体を補強することで、これからも長く安心して暮らせるようになります。スケルトンリフォームなら、いったん骨組みだけに解体して、傷んでいる場所がないか目視でチェックできるため、確実な対応が可能です。
住まいの性能を向上したい
昔ながらの住宅では、断熱工事がされていないこともよくあります。夏の暑さや冬の寒さを改善したいなら、断熱性能を向上させるリフォームがおすすめです。スケルトンリフォームの場合は、床下や天井裏への工事も可能になるので、住まい性能向上にピッタリです。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせたい
お子様の独立や親との同居などで、家族構成やライフスタイルが変わることもあります。今までの間取りでは使いにくいと感じたら、間取り変更まで対応できるスケルトンリフォームがおすすめです。
まとめ
間取りの変更や住宅性能の向上などにも対応できるのが、スケルトンリフォームのメリットです。費用や時間はかかりますが、新築よりコストを抑えて、暮らしやすい住まいを実現できるでしょう。スケルトンリフォームを検討する場合は、メリットだけでなくデメリットも知った上で、計画すると安心です。
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