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りりこのスタッフブログ
無垢材フローリングの特徴と注意点
こんにちは。
裸足で歩くと肌ざわりが気持ちいい、無垢材フローリング。新居にはぜひ取り入れたいという方も多いのではないでしょうか。
でも、「お手入れが大変では?」「どんな種類を選べばいいの?」という質問もよくいただきます。そこで今回は、無垢材フローリングの種類や特徴を解説します。メリットとデメリットを踏まえて、採用するかどうか考えてみましょう。
▼目次
・まとめ
無垢材フローリングとは?
無垢材フローリングとは、1本の丸太から切り出した板をそのまま使ったフローリングのことです。樹種による木目や色味の違いが豊かな表情を生み、経年変化による色の変化や傷も味わいとなるのが特徴です。
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無垢フローリングによく使われる5つの樹種
無垢材に使われる木材には、さまざまな種類があります。代表的なものは、次の5つです。
木目の表情や色、肌触り、柔らかさなど、種類によって特徴があるので、ご自身の好み・相性に応じて選んでみましょう。
・パイン:マツ科の針葉樹。素朴な雰囲気が特徴で、肌触りがよく柔らかい樹種。
・スギ:スギ科の針葉樹で、日本では古くから建材として使われてきた材料。
・ヒノキ:スギと並び、日本を代表する木材。油分が多く水に強い。
・オーク:ブナ科の広葉樹で、日本ではナラとも呼ばれる。
・ウォールナット:クルミ科の広葉樹で、高級感のある樹種。
無垢材フローリングの魅力
無垢材フローリングを選ぶメリットとしては、次の3つが挙げられます。
①木材の味・風合いを感じられる
無垢材を使うメリットの一つは、自然素材である木そのものの風合いを感じられることです。木目の表情や節はそれぞれ異なり、どれ一つとして同じものは存在しません。
②肌触りがいい
無垢の魅力は、安らぎと心地よさを感じさせてくれる肌ざわりです。ほどよい硬さと温かみに、ほっと癒やされるという方は少なくありません。
また、調湿性に優れているため、湿度の高い梅雨時期や汗をかく夏場でも、表面がべたつきません。
③色の変化や傷も味わいになる
生活していると、どうしても床には傷がつきます。しかし、無垢材フローリングは、傷がついてもあまり傷んで見えないのが特徴です。ついた傷は木目となじんで目立たなくなりますし、軽いものなら、水を含ませたりスチームアイロンをかけたりすることで、簡単にメンテナンスできます。
知っておきたい無垢材フローリングのデメリット
たくさんのメリットを持つ無垢フローリングですが、もちろんデメリットもあります。あらかじめ知っておくと、納得して選べるでしょう。
①傷つきやすい
傷がつきやすい点は、無垢材を選ぶ以上避けられないデメリットです。
スギなどの柔らかいものは、爪で押さえただけでも傷ができますし、硬いと言われるオークでも重いものを落としてしまうと凹むこともあります。
ただし、できてしまった傷も、ある程度なら修復しやすいのも無垢材の特徴です。傷も味わいと、おおらかにとらえられる方には、おすすめの材料です。
②収縮によりすき間ができる
無垢材は水分を吸収・放出する性質があるので、施工したあとも収縮を繰り返します。そのため、フローリングの板と板の間にすき間ができたり、反ってしまいゆがみが生じたりすることがあります。
ただし、床を貼る際には、こうした変化も予測した上で施工します。無垢材フローリングの施工を数多く請け負ってきた工務店なら、日常生活では気になるほどの不具合は生じないでしょう。
③水濡れでシミになることがある
無垢材の弱点は、水分です。表面に水がかかると、シミになったり膨張してゆがんだりするケースがあります。オイル系の塗料を塗った無垢材を選んだり、早めに拭きとったりすることで、傷みにくくなります。
まとめ
木材が持つ本来の味わいを感じられることが、無垢材の魅力です。
傷がつきやすい、塗装などのお手入れが必要になってしまうなどのデメリットもありますが、特徴さえわかっていれば、素足で歩いても気持ちのいい空間が実現します。
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