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りりこのスタッフブログ
実家の思い出を残すリフォーム施工事例3選
こんにちは。
長年住んでこられたご実家をリフォームするケースでは、全てを新しくするのではなく、一部、残すことも提案しています。
特徴のあるデザインの扉や、使い慣れた間取りは、暮らしの思い出として引き継いでいきたい。そうすることで、リフォームした住まいにも愛着を持てるのではと考えています。
今回は、そんな思い出を引き継ぐリフォームについてお伝えします。
▼目次
・リフォーム事例② 古民家らしい大きな梁をあえて見せるリフォーム
・まとめ
リフォームの目的は、きれいに便利にすることだけではない
ご実家をリフォームするきっかけとして多いのは、古くなった水回りの設備を更新したい、子どもの独立に合わせて間取りを使いやすくしたい、といったものです。
中古住宅を購入してリフォームする場合は、新築と見違えるほどきれいに仕上げると満足度が上がるのですが、住み続けてこられたご実家の場合は必ずしもそうとは限りません。長く住んでいると、家とともにさまざまな思い出があるもの。リフォームする際にそれを断ち切ってしまうと、家族の歴史がなくなってしまうような寂しさがあるからかもしれません。
そこで、大切にしてこられた部分をお伺いして、できるだけ残せるようなリフォームを提案しています。
・特徴的なデザインのドア
・どっしりとした天井の梁
・慣れ親しんだ間取り
そんな思い出を残しつつリフォームした事例を、3つご紹介します。
リフォーム事例① 思い出のアーチ扉を残した実家リフォーム
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
築40年のご実家をリフォームされた事例です。年月と共に水回りの老朽化も進み、1階だけで生活が完結する間取りに変更しました。
思い出の詰まった家なので、残せるものは残したいというオーナー様の思いを受けて、こちらのアーチ型の扉を再利用して残しました。
もともとは、キッチンへの入口扉としていたアーチ型の扉。リフォーム後は、リビングへの入り口扉として利用しています。印象的なデザインの扉を残したことで、以前の住まいの雰囲気も受け継ぐことができました。新旧の素材が自然になじむよう、デザインにも配慮しています。
リフォーム事例② 古民家らしい大きな梁をあえて見せるリフォーム
こちらは、築120年を超える立派な古民家をリフォームで再生した事例です。
かつて養蚕業を営んでいたという住まいには、太い柱や立派な梁が残されていました。長い年月を支え続けた柱や梁はそのまま残し、あえて見せるデザインにしたことで、古民家の味わいを感じられるリフォームとなりました。
また、リフォームでは断熱材をしっかり施工し、冬の厳しい寒さはもちろん、夏の暑さにも対策できる環境を実現しています。
リフォーム事例③ あえて間取りを大きく変えないリフォーム
こちらの事例は、ご高齢のお母様との同居をきっかけにご実家をリフォームされました。
小さな部屋をつなげて広々としたLDKを作るなど、大きく間取りを変えた部分もありながら、以前のまま残した部分もあります。
それが、お母様が使っていた和室や玄関の位置です。玄関は、駐車場から入りやすい位置に移動することもできましたが、ご近所の方との交流を大切にされるお母様の暮らしやこれまでの歴史を考えて、あえてそのままの位置関係でご提案しました。
これまでの使い方を残すことで、新しい住まいにも安心してなじんでいただくことができます。
まとめ
長く大切に住んできたご実家をリフォームする時は、思い出を残すという視点も大切にしたいですね。
どこを残すべきか迷われる場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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