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りりこのスタッフブログ
コンパクトハウスが人気の理由とは
こんにちは。
3月に入りましたね。
だんだん日が長くなってはきたものの、まだまだ寒い!
早く春らしい季節を楽しみたいですね。
さて、中古物件を探す際、利便性の高い立地をとるか、土地の広さをとるか、悩む方も多いでしょう。
敷地面積も建物も小さいけれど、便利な都市部の土地にするのか。はたまた、少し不便だけれど、敷地が広くて、家も庭も広々とした住まいを選ぶのか。究極の選択と言えるかもしれません。
都市部の立地を選んだ場合、家の面積もコンパクトになってしまいます。しかし、この小ささをポジティブに捉えた「コンパクトハウス」が注目を集めています。
限られた空間の中でも、工夫次第で快適に暮らすことができるお家をつくることは可能です。
今日はそんなコンパクトな暮らしの魅力についてお話します。
▼目次
・まとめ
コンパクトハウスとは
コンパクトハウスとは、名前の通り「小さな家」のことです。
明確な定義はありませんが、一般的に延べ床面積が30坪(約100㎡)未満の住宅をさします。
日本以外でも数年前より「タイニーハウス」と呼ばれる、コンパクトハウスに似た住宅が注目されています。
施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間
コンパクトハウスが人気の理由
建築費用が抑えられる
大きい住まいに比べると建物のリフォーム費用は抑えられますし、土地も狭いので土地の購入費も抑えられます。
固定資産税も安くなりますし、さらに200㎡以下の“小規模住宅用地”であれば税金も下がります。
トータルで費用が抑えられるのが魅力の1つです。
利便性の良い都市部にも建てられる
狭小な土地は立地条件がいいことが多く、交通の便や商業施設に近いなど、利便性が高いです。
通勤や通学の生活に負担がかからず、ショッピングやレジャーを楽しめる環境も整います。
ランニングコストも抑えられる
コンパクトハウスは冷暖房効率がよく、光熱費を節約できます。また、クーラーなどの家電も小さめのもので十分事足ります。
公共交通機関が整った場所ならば、自家用車を持つ必要がなくなり、ガレージ代や燃料費などのランニングコストも抑えられます。
家族を身近に感じる
家全体の大きさがコンパクトなので、住まい全体に目が行き届きやすく、家族との距離も自然と近く感じます。
コンパクトながらも快適に暮らす秘訣
開口部を大きく取る
快適に暮らせるポイントは、まず開口部を大きくとって採光をしっかり確保することです。
古い住まいは、比較的開口部が多く取られていることが多いので、うまく残していくと十分明るさを確保できます。
ただし、密集地にある建物の場合は、プライバシーへの配慮も必要。視線が気にならない位置の窓を活用しましょう。
デッドスペースを利用する
コンパクトハウスでは、収納に悩む方が多いです。設計段階でどの収納スペースに何を収納するのかをしっかり考えた収納プランもつくっておきましょう。
LDKに造作収納を設けたり、押し入れを使いやすいクローゼットに変更したりする工夫もおすすめです。また、階段下のスペースなどのデッドスペースも有効活用しましょう。
間仕切りはなるべくつくらない
廊下や玄関ホールはなるべく減らし、居住空間をできるだけ広くとりましょう。
ただし、既存建物の断熱や気密性能によっては、間仕切りを減らしすぎると室内が寒くなることもあります。住宅性能を向上するリフォームも同時に考えると、より快適な空間にすることができます。
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
まとめ
近年注目されつつある、コンパクトハウス。利便性を優先した土地探しをし、あえてコンパクトな住まいをつくるのも、家づくりのひとつの選択肢です。狭いながらも工夫次第で広々と開放的に、そして好きな物だけに囲まれた暮らしは現代人の理想の家とも言えます。
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