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りりこのスタッフブログ
シニア世代のキッチンリフォームとは
こんにちは。
2月に入りましたね。
少しずつ暖かくなってほしいものの、まだまだ寒さは続きますね。
キッチンリフォームのきっかけは、設備の老朽化、収納不足などさまざまです。シニア世代の方に多いのは、年齢とともに感じるようになった「使いにくさ」や「安全性への不安」を改善したいという理由。
「年齢を重ねても、安心して使いたい」「体への負担を減らして、楽しくお料理し続けたい」。こうした願いを、リフォームによって叶えましょう。
今回は、シニア世代が安心して使えるキッチンリフォームについて、お話しします。
▼目次
・まとめ
キッチンで起こりやすいシニア世代のケガや事故
使い慣れたキッチンでも、年齢を重ねると、思わぬケガや事故が起きることがあります。
・キッチンマットにつまずいて、転びそうになった
・ヤカンを火にかけたことを忘れて、キッチンを離れてしまった
実際に大きな事故につながらなくても、こうした「ヒヤリ・ハット体験」を持つ方は少なくないようです。
筋力の低下や姿勢の変化、物忘れなどは、年齢とともに誰しも避けられないこと。既存のキッチンに使いにくさを感じても、おかしくはありません。そんな時は、安心して使えるキッチンにリフォームすることもひとつの方法です。
シニア世代でも安心して使えるキッチンリフォーム
シニア世代のキッチンリフォームでは、ケガなどのリスクや体への負担を減らすことがポイント。おすすめのリフォーム内容を、ご紹介します。
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安全性の高いコンロを導入する
キッチンでの事故で、もっとも心配なのがガスコンロの火によるものです。服への着火やヤケド、消し忘れによる火災などが起きています。
このような事故のリスクを減らすのが、IHコンロの導入です。安全性が高くても、使い慣れない、料理の仕上がりが変わるなど、導入に不安を感じる声も多いのがIHコンロ。しかし、最近は音声ガイド付きで簡単に使えるタイプや、ガスと変わらない仕上がりになる調理器具も出ていて、ガスコンロからの移行も違和感がなくなっています。
また、ガスコンロから変えたくない場合は、安全性の高い製品にリフォームしましょう。最近のガスコンロは、立ち消え防止機能や自動消化機能など安全性を高めた製品や、フラットなガラス天板で掃除しやすいタイプが増え、IHコンロと同じような性能を期待できるようになっています。
掃除しやすい素材を選ぶ
シニア世代になると、体力のある若い頃と同じように、すみずみまで掃除したり、定期的にレンジフードを洗ったりすることが難しくなってきます。しかし、毎日使うキッチンはできるだけきれいにしておきたいですよね。
リフォームするなら、できるだけ簡単に掃除ができる素材や製品を選びましょう。
例えば、汚れやすいレンジフードは、ファンやフィルターの自動洗浄できるものや、パネルが簡単に外れるタイプなど清掃性の高いものが増えています。低い場所につけられるレンジフードなら、定期的な掃除も負担になりにくいでしょう。
収納を低い位置にまとめる
天井につけた吊り収納や背の高い食器棚など、高い位置に収納があると、転倒のリスクが出てしまいます。安心して支えるキッチンにするには、収納を低い位置にまとめることがポイントです。
収納量が減ってしまうと心配されるケースもありますが、使用頻度の高い食器や料理器具はそれほど多くないはず。リフォームをきっかけに、収納量を見直すのもおすすめです。
引き出し式の収納にすれば、かがまずに出し入れできるので、体への負担を減らすこともできます。高い位置に収納を作らざるをえない場合は、自動昇降式の収納を選ぶのもいいですね。
低い握力でも使いやすい水栓や引き出しにする
年齢とともに、つかむ力も弱くなってしまうもの。キッチンでの負担を減らすため、低い握力でも使いやすい設備に変えていきましょう。
例えば水栓は、レバーハンドルのものが主流。軽い力で水を出せるので、年齢を問わず使いやすい設備です。また、重い食器を入れる引き出し収納は、スライドレールのついたタイプを選びましょう。軽い力でもスムーズに動かせるため、ストレスがありません。
シニア世代むけのキッチンリフォームの注意点
リフォームで使いやすい設備や新しい器具を導入すれば、すぐに使いやすいキッチンに生まれ変わると思われるかもしれません。しかし、キッチンリフォームは、使う人にとって大きな変化です。その変化が負担にならないよう、リフォームする際には、次の注意点も意識しておきましょう。
キッチンの使い勝手は、あまり大きく変えない
リフォームでは、キッチンを壁付けから対面キッチンにするなど、大きな間取り変更で使い勝手を向上させることができます。しかし、使い勝手を大幅に変えることは、使う人にとってかえって負担になってしまうことがあります。
シニア世代にとっては、少々使いにくいところがあったとしても、慣れているレイアウトの方が使いやすく感じるケースも多いそう。使う人の意向を最優先に、リフォーム内容を検討していきましょう。
新しい設備の使い方を、繰り返し説明する
慣れない調理器具は、いくら安全で便利でも、初めは使いにくいものです。
例えば、ガスコンロからIHコンロに変えると、鍋をふったり直火で炙ったりできないため、使い勝手はかなり変わります。慣れないIHコンロを使いこなすのに苦労し、やっぱりガスの方がよかった、となってはもったいないですよね。
慣れるまでは、使い方を繰り返し説明したり、キッチンメーカーで開かれる体験会などに参加したりして、使いこなせるまでサポートすることも大切です。
まとめ
食事を作ることや食べることは、暮らしの基本とも言われます。年齢を重ねても、無理なくキッチンに立ち、お料理を楽しめる環境を用意しておきたいもの。シニア世代にフィットするキッチンの形を考え、無理なく使えるようリフォームしてみましょう。
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