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りりこのスタッフブログ
色で部屋の印象が変わる!リノベーションにおける色選びのポイント
こんにちは。
帰り道に耳を澄ますと、鈴虫のような声。
すっかり秋ですね。
さて、リノベーションをする際、部屋の色を変えたいと考える人は多いのではないでしょうか。
もしくは、部屋の色を変えたくてリノベーションを考える人もいるかもしれません。
好きな色、元気が出る色、落ち着く色、集中できる色…。暮らしの中で色が私たちに与える影響は実にたくさん。また、色によって部屋の印象は一気に変わります。
だからこそ、リノベーションにおける色の選択はとっても重要。
今回は、色が与える効果や色選びのポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
▼目次
・まとめ
色が与える心理的効果とは?
「色彩心理学」や「カラーセラピー」といった言葉があるように、色と心は密接な関係にあります。
実際に、色と心の関係性についてはさまざまな研究が行われ、多くの研究において心理的に影響を与えることが証明されています。
部屋の雰囲気や心理状況を左右する重要な要素として、色の効果は見過ごすわけにはいきません。
そこで、代表的な色の心理的影響を紹介します。
赤色
意味・・・エネルギー、情熱、勇気、愛情など
効果・・・意欲的に行動ができる、行動力や元気をもたらしてくれる
注意点・・・過剰な使用は不安や緊張を引き起こすことがある
青色
意味・・・冷静、安らぎ、爽やか、清潔など
効果・・・心を落ち着かせる、集中力を高める
注意点・・・寂しさや冷たさなどマイナスなイメージを与える場合がある
黄色
意味・・・明るさ、楽しさ、希望など
効果・・・明るい気持ちになる、ひらめきを与える、ポジティブな雰囲気を作り出す
注意点・・・過剰な使用は目立ちすぎることがある
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
緑色
意味・・・穏やかさ、安らぎ、安心感など
効果・・・心を落ち着かせてくれる、癒しを与えてくれる
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
紫色
意味・・・贅沢、高貴、神秘性、芸術性
効果・・・アイディアや発想を促す、上品な雰囲気を作り出す
注意点・・・過剰な使用は重苦しいイメージを与えることがある
色は視覚的にも影響を与える!?
色には、心理的な影響だけではなく、視覚的な影響もあります。
例えば、白色などの淡い色の服は太って見えがち、青色の食べ物は食欲を減退させるなど、生活の身近なところでも影響がありますよね。
それと同じく、色によって部屋の広さや奥行きなどの印象が大きく変わるため、部屋の用途に合わせて効果的に使うのがポイントです。
白色
白色や、白色に近い淡くて明るい色を使用すると、とても開放的な空間になり実際より部屋が広く見えます。これは、膨張色と呼ばれる色が発揮する効果です。
施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間
青色
青色や水色など寒色系の色を使用すると、実際の距離よりも奥行きを感じることができます。寒色系には後退色という効果があるため、奥行きを見せたい部屋にオススメです。
黒色
黒色などの暗い色は、小さく引き締まって見える収縮色という効果があります。落ち着いた雰囲気を出したい部屋に使用すると効果的です。
色選びをする際の注意点
部屋づくりでの色選びの基本は、使用する色を3色までにすることです。
色が多すぎると、ごちゃごちゃして見えたり落ち着きがなくなったりといいことはありません。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色を選び、空間をまとめていきましょう。
ベースカラー
壁や床、天井の色のことを指します。中でも特に気を付ける場所は床。床の色は、部屋の印象を決定づける重要な役割を担っています。
メインカラー
家具やカーテンなど、大きめの面積の色を指します。部屋全体のテーマとなるため、どんな雰囲気にしたいかを考えておくとスムーズです。
また、ベースカラーとの組み合わせも重要です。ベースカラーと馴染ませるか、ベースカラーを引き立てるか。どちらにするかを考えてコーディネートするのがポイントです。
アクセントカラー
小物や雑貨などの色を指します。暖色系の空間には寒色系のアクセントカラーを用いるなど、補色を効果的に使うと、おしゃれな印象がアップしますよ。
まとめ
色には心理的効果があり、部屋や場所によって選び分けることが重要です。
また、視覚的効果もあり、少しの違いで部屋の印象が変わります。
色だけに、“いろいろ”考えると混乱してしまいそうですが、色選びによって魅力的な部屋になり、快適に過ごせることが可能です。
ぜひ、自分らしい部屋になる色選びを楽しんでくださいね。
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