こんにちは。

あちこちで見かける紫陽花、いろんな色がありますね。

この季節ならではの楽しみです。

 

 

さて、外壁や屋根といった外装は、言わば家の顔。

住まいの印象を決めるのと同時に、雨や風などから家を守ってくれる大切な部分です。

常に美しく、健康な状態を保ちたいですよね。

 

とはいえ、「最適なタイミングは？」「誰に頼めばいいの？」など、わからないことだらけ！

業者に言われるがまま行ってイメージと違う仕上がりになってしまったり、費用が高額になってしまったりするケースも珍しくありません。

最悪の場合、悪質業者の被害にあってしまう可能性も…。

そんな失敗をしないためにも、外壁リフォームを成功させるためのコツをご紹介します。

 

 

▼目次

・外装リフォームって何をするの？

・外装リフォームを行う最適なタイミングは？

・最低限知っておきたい！外壁塗装の知識

・まとめ

 

 

 

外装リフォームって何をするの？

 

外装とは、外から見える部分の装飾や設備のことを指します。

つまり外装リフォームは、外壁はもちろん、屋根のリフォームや防水加工・耐震加工なども含めた外観全体のリフォームのこと。

 

最もメジャーなのが外壁に関する工事で、塗装や張り替えなどの手法でリフォームをすることができます。

また屋根も、瓦やスレート、ガルバリウム鋼板など、使われている屋根材に合わせて塗装や葺き替えなどを行います。

こういった外装リフォームには、住まいの美観を保ったり、建物を長持ちさせたりする目的があります。

 

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外装リフォームを行う最適なタイミングは？

 

常に雨風にさらされている外壁や屋根は劣化が早いため、亀裂などがないか定期的に確認しておくと安心です。

外壁の場合は、劣化が進行すると家全体に影響するため、ひび割れや亀裂などを見つけたら、すぐに補修することをおすすめします。

不具合が生じていない場合も、15～20年を目安にメンテナンスを行いたいですね。

また屋根も同様で、不具合が家全体に影響を及ぼす大切な部位のため、定期的に専門業者に点検してもらうなどのメンテンスが大事。

 

 

一般的に、屋根瓦の場合で20～30年、金属屋根の場合は10～15年がリフォームのタイミングと言われています。

このように不具合が見当たらない場合でも、定期的にメンテナンスを行うことが大切なマイホームの寿命を延ばすことにつながりますよ。

ただし、あくまで目安のため、使用されている塗料や建物の立地条件や環境などによってメンテナンスが必要な時期は異なってきます。

 

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最低限知っておきたい！外壁塗装の知識

 

外装リフォームで失敗しないためにも、業者や職人さんに任せっきりにするのではなく、最低限の工事内容を把握しておきたいものです。

ここでは、外装リフォームで最もメジャーな外壁塗装についてお話していきます。

 

STEP1：仮設工事

外壁塗装を安全かつスムーズに行うための足場を組む作業です。

洗浄水や塗料の飛散を防ぐために、メッシュシートで建物の周囲を覆います。

 

 

STEP2：塗装前の洗浄

高圧洗浄機やブラシを使用して、外壁に付着している汚れやホコリ、カビ、サビなどを洗い落とします。

塗料の付着や養生テープを付きやすくするための重要な工程で、きちんと洗浄されていないと、すぐに塗料が剥がれてしまう原因に…。

塗装を長持ちさせるためにも欠かせない工程です。

 

 

STEP3：下地補修

ひび割れの補修や軟弱な塗膜の除去、欠損部補修、ケレン（金属部分の塗装面をヤスリなどで削ったり、サビを取ったりする作業）などの処理を行います。

塗料や職人の技術が優れていても、この下地補修がしっかり行われていないと最終的な仕上がりに影響してくるため、細心の注意が必要な作業です。

 

 

STEP4：養生

マスキングテープやビニールシートなどで、塗装面以外の保護を行う作業のこと。

床や玄関ドア、窓、郵便ポスト、ベランダの手すりなど、塗装を行わない箇所に塗料が付着するのを防ぎます。

丁寧に養生を行うことで塗装の仕上がりがキレイになり、周りを汚すことなく作業を終えることができます。

 

 

STEP5：塗装作業

外壁塗装は、基本的に3回行います。

まずは＜下塗り＞。

これは下地と、次の工程である中塗りや上塗り塗料の接着性を増すための必要な工程です。

そして下塗りが完全に乾いてから＜中塗り＞、中塗りがしっかり乾燥してから＜上塗り＞を行います。

通常仕上げの塗料を重ね塗りすることで、より美しく仕上がるのです。

 

 

STEP6：点検

一連の作業が終了したら、塗り残しやムラがないか点検します。

不具合や気になる点があれば、必要に応じて手直しを行いましょう。

 

 

STEP6：足場解体・撤去

最後に、足場や養生の解体・撤去を行います。

片付けの際に資材などをぶつけて外壁を傷つけないよう、丁寧に作業することが大切！

建物周辺の清掃などを行い、完了となります。

 

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まとめ

 

このように、外装リフォームで失敗しないためには、ある程度の基礎知識を身に付けておくと安心です。

また、業者選びも大切なポイント！

悪質業者に騙されないためには、数社から相見積もりをとって適正価格を把握する、施工後の保証内容やアフターフォローをチェックする、施工実績や施工例を見せてもらうなどの方法があります。

住まいにとって大切な役割を担う外装だからこそ、これからも長く快適に暮らしていくためにも外装リフォームは必要不可欠。

慎重に、こだわって行いたいですね。