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りりこのスタッフブログ
リノベーション事例に学ぶ!失敗しないためのポイントとは?
こんにちは。
6月に入りましたね。
梅雨のニュースを聞くようになったと思ったら、もう台風の話題。
このあたりは進路には入っていないようですが、天気予報が気になります。
さて、弊社でもご相談の多いリノベーションやリフォームですが、最近は全国的にも検討する方が増えているそうです。注文住宅や建て替えよりも予算を抑えながら、思い通りの住まいを実現できるなどメリットが多いリノベーション。
とはいえ、リノベーションだからこそのデメリットや注意しておきたいポイントがあるのも事実です。
完成した後に「イメージしていたのと違う…」「暮らしてみたら不便だった」という声も少なくないとか。
そこで、一般的によく聞かれる後悔の事例とともに、失敗しないためのポイントをご紹介します!
▼目次
・リノベーションを始める前に知っておきたい!よくある後悔・失敗とは?
・まとめ
リノベーションを始める前に知っておきたい!よくある後悔・失敗とは?
リノベーションは費用と手間、時間をかけて行うからこそ、失敗はしたくないですよね。
とはいえ、初めて経験するという人がほとんどの中で、「自分も失敗したらどうしよう…」「どうしたら後悔しないリノベーションができるの?」と悩んでいるあなた!
まずは、リノベーションの先輩たちがどんな後悔をしているのか見ていきましょう。
よくある後悔・失敗1:物件選び
・治安が悪かった…
・隣人の騒音がうるさい!
・物件の状態が思ったよりも悪い
・希望のリノベーションができなかった…
中古物件を購入してリノベーションを検討している人は、築年数や間取りだけでなく、エリアの利便性や治安・交通量・ご近所の雰囲気といった周辺の環境もチェックしておきたいですね。
「新耐震基準」を満たしているかなど、建物の状態のチェックも欠かせません。
よくある後悔・失敗2:費用面
・大幅に予算をオーバーしてしまった
・予算を気にしすぎて不満が残った…
・想定外の補修工事で費用がかさんでしまった
リノベーションの計画中は理想が膨らみますが、すべての要望を叶えていると、あっという間に予算オーバーに…!
事前に優先順位を決めておき、何に費用をかけるべきか、何を妥協するべきかをハッキリさせておきましょう。
また物件によっては、配管や躯体が予想以上に劣化していて、想定外の工事が発生するケースも珍しくありません。
そのことを念頭におきながら、上限予算の10~20%は予備費として考えておくと安心です。
よくある後悔・失敗3:間取り
・収納スペースが足りない
・動線が悪くて生活しにくい
・開放的にし過ぎて冷暖房効率が悪い
それぞれの部屋の理想を叶えても、家全体のバランスが悪く、結果的に住みにくい間取りになるケースも…。
家庭によって家族構成やライフスタイルなどは異なるため、快適な間取りの形も家族の数だけ存在します。
実際の暮らしを具体的にイメージして、しっかりと検討しましょう。
また開放的な空間は冷暖房効率が下がるため、断熱性・気密性を高めたり、シーリングファンを設置したりして対策したいですね。
よくある後悔・失敗4:デザイン
・流行を取り入れたら、すぐに飽きてしまった…
・個性的なデザインにしすぎて売却しづらかった
リノベーションの際、SNSや雑誌の住まいやインテリアを参考にする人は多いですよね。
しかし、デザイン面だけ見て取り入れると、トレンドが移り変わってすぐに飽きてしまう可能性もあるため注意が必要です。
また奇抜なデザインなど個性が強いデザインや間取りは、売却の際に買い手がつきにくくなるなどのデメリットも…。
将来的なことも見据えてデザインを考えることが大切です。
よくある後悔・失敗5:業者選び
・担当者と相性が合わない
・施工内容に不満がある
リノベーション会社の担当者は、自分の要望や想いを汲み取って形にしてくれる重要な存在。
その人と相性が悪かったり、センスや価値観が合わなかったりすると、理想のリノベーションを叶えるのが難しくなってしまいます。
また施工会社の技術力が低いと仕上がりが雑だったり、傷や汚れがついていたりすることもあります。
施工実績や過去の事例などをしっかり確認しておきましょう。
リノベーションで失敗しないためのポイントを解説
ここまで見てきた後悔の事例を踏まえて、リノベーションで失敗しないためのポイントを考えていきましょう!
施工事例:【実家リノベ】ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
優先順位を決めておく
費用に関する後悔を避けるためには、事前に家族でリノベーションの“目的”を話し合っておくことが大切です。
例えば、出産や親との同居などライフスタイルの変化に合わせた間取りの変更、老朽化してきた住宅設備の性能向上や断熱性の向上など、それぞれリノベーションをする“目的”があるはず。
また完成後のイメージも、できるだけ具体的に考えておきましょう。
そうすることで、優先順位がハッキリしてきますし、家族の意見が分かれたときも気持ちがブレにくくなりますよ。
中古物件は慎重に選ぶ
「リノベーションは物件選びで9割が決まる」と言われることがあるほど、物件探しが重要!
物件次第で、リノベーションの質も大きく変わってきます。
「新耐震基準」を満たしているか、配管や躯体など見えない部分に劣化はないかなど、物件の状態を知るために、専門家に依頼して基礎や構造部分の状態を見てもらうと安心です。
マンションであれば、修繕履歴や今後の長期修繕計画も確認しましょう。
また新築マンションを探すのとは異なり、リノベーションに適しているかどうかという点をきちんと確認することが必要です。
マンションは「管理規約」によって、床材の変更や水回り設備の移動などを禁止しているケースもあるため、自分の望むリノベーションができるかもチェックしておきたいですね。
信頼できる業者を見つける
リノベーション業者とひと口に言っても、大手住宅メーカーや工務店が展開しているところから、リフォームやリノベーションを専門に扱う会社など様々です。
また、リフォームは一定の内容までは特別な資格が必要ないということもあり、悪徳商法や詐欺まがいの行為を行っている業者が存在するのも事実…。
リノベーションに特化した、経験豊富な信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間
まとめ
リノベーションは経験したことがないという人がほとんど。
完成後に後悔してしまう人も多いですが、事前に知っておくことで避けられることも失敗もあります。
今回の記事を参考に、後悔のないリノベーションを叶えてくださいね。
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