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りりこのスタッフブログ

中古住宅のリフォームで活躍する「造作家具」の魅力

こんにちは。

来週からは3月に入るだなんて、あっという間すぎて驚いています。
そろそろ、春の足音がしてきますかね?

 

 

さて、今日のテーマは「造作家具」です。

造作家具とは、オーダーメイドで作る家具のことです。サイズやデザインをオリジナルで作ることができます。

 

中古住宅のリフォームでは、造作家具を使うことで、既存の建物を生かしつつ、使いやすい空間にすることができます。

今日は、そんな「造作家具」をメリットやデメリットをふまえてご紹介していこうと思います。

 

 

目次

造作家具とは

造作家具のメリット

造作家具のデメリット

おすすめの造作家具紹介

まとめ

 

 

造作家具とは

 

造作家具とは、部屋のサイズや目的に合わせてオーダーメイドでつくる造りつけの家具のこと。

つまり、世界に一つだけのオリジナル家具です。

 

新築はもちろん、リフォームやリノベーションでも造作家具にすることができます。

キッチンカウンター・ダイニングテーブル・テレビボードなど、一からデザイン・仕様・サイズをミリ単位で指定することが可能です。

 

施工事例:【中古リノベ】時代を感じる小さくて快適な家

 

 

造作家具のメリット

 

造作家具を採用することには、次のようなメリットがあります。

 

必要な場所にジャストサイズで

造作家具にするメリットは、必要な場所に必要な大きさの家具がつくれるということ。

間取りに合わせて、つくりたい場所に欲しい家具をジャストサイズでつくることができます。

 

製品の家具だとサイズが合わなかったり、デッドスペースが生まれたりしてしまうことがありますが、造作家具であれば空間を余すことなくフル活用できます。

また、たいていの場合は設計段階で家具の計画をするので、お家を統一感のある空間に仕上げることができます。

住んでから最低限の家具の購入だけで済むこともポイントです。

 

 

統一感のあるインテリアになる

家を建てる設計士が内装と一緒に造作家具も考えるので、素材やカラーなどをバランスよくコーディネートできるのも大きな魅力です。

 

 

地震に強い

造りつけの造作家具は、天井や壁に固定するため地震が起こったときにも家具の倒壊や人が家具の下敷きになる恐れが少なく、防災面でも安心といえます。

食器棚や本棚などの重量があるものは造作家具の方が安全です。

 

施工事例:猫と暮らす、時を紡ぐ家

 

 

 

造作家具のデメリット

 

逆に、デメリットとしてはどのようなことがあるのでしょうか。

 

家具の移動ができない

造作家具は天井や壁に固定されているものがほとんどですので、家具の設置場所を変更することはできません。

移動をさせられなくても、棚板の幅や大きさ、高さを変更できるように設計し、家族の生活形態に合わせて変更できるように設計するのもひとつのアイディアです。

収納するものによってサイズが変更できるといいですね。

 

 

部屋の模様替えが難しい

家具の移動ができないということは、簡単に模様替えをすることができないということです。

どうしても気分を変えたい場合は、収納家具の扉の色やデザインを変えてみたり、思い切って扉を取ってしまったりして、お部屋の雰囲気を変えてみましょう。

造作家具の素材は、飽きのこないシンプルなものや経年変化を楽しめる素材を選ぶといいでしょう。

 

 

値段が高い

造作家具は、既製品と同じものを作ろうとすると、やはりコストがかかってしまいます。しかし、不要な引き出しや扉を外したり、より安価な素材を選んだりすることで、コストパフォーマンスの良い家具作りをすることはできます。

必要な場所だけを造作家具にして、他の置き型の家具と上手に組み合わせてコーディネートするのもいいアイデアです。

ライフスタイルに合わせた無理のない収納計画をしましょう。

 

施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間

 

 

 

おすすめの造作家具紹介

 

中古住宅のリフォームでは、サイズが合わなくて既製品の家具や設備が入らない、柱が取り除けないなど、思い通りにならないことも起きます。そんな時、造作家具を使うことでデメリットが回避できる場合があります。

ここからは、そんなリフォームならではの造作家具の事例をご紹介します。

 

造作洗面台

施工事例:【実家リノベ】建てた人の思いが詰まった家

 

りりこらしい、和の雰囲気を感じさせる造作洗面台です。手狭だった洗面室を広げ、洗濯機と洗面台が同時に置けるようになりました。既製品の洗面台のサイズではデッドスペースができそうですが、造作家具を採用したので省スペースでも使いやすく棚まで設置できました。建物のサイズに合わせられるのも、造作の良さですね。

 

 

リビング収納

施工事例:自然素材にこだわった家

 

リビングの一角に、家族の本を集めた図書コーナーを作りました。可動棚付きの本棚はもちろん造作です。リビングと緩やかにつながったスペースにするため、間仕切りを兼ねたテレビ台も造作しました。テレビは壁面に沿って設置するのが一般的ですが、造作家具を採用することでうまく収まった事例です。背板のないデザインで、程よく視線が抜けるため、リビングを広く見せてくれる効果もあります。

 

 

ウォークインクローゼット

施工事例:【実家リノベ】ミニマリズムな生活空間

 

寝室に設置したウォークインクローゼットは、奥様の希望によりあえて扉を無しにした「オープンスタイル」です。目隠しの壁で程よく寝室を仕切りつつ、空間を広く使えるようになっています。既製品の棚板や扉を使わないからこそ実現できる造作収納も、りりこの得意とするところです。

 

 

造作テーブル

施工事例:【中古リノベ】家族が繋がるフルリノベーション住宅

 

中古住宅のリフォームでは、どうしても取り除けない柱が出てきがちです。それをうまく活用し、ダイニングテーブルを造作しました。柱が動かせないというとデメリットに感じてしまうかもしれませんが、造作テーブルというアイデアを加えることで、うまく活用できた事例です。

 

 

 

まとめ

 

サイズや雰囲気がピッタリと合うのが、造作家具のメリットです。中古住宅のリフォームでは、造作家具を使うことで、既存住宅をうまく生かした空間づくりが可能になります。

施工事例には、他にも色々な造作家具が登場しますので、チェックしてみてくださいね!

 

 

 

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