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りりこのスタッフブログ
リフォーム豆知識|床の張り替え方法や、代表的な床材の種類は?
こんにちは!
11月に入りましたね!
すっかり秋も深まり、そろそろ年末の足音が・・・。
早いものです。
さて今日は、床のリフォームについてお伝えします。
面積の広い床は、素材や色を変えるとかなりお部屋の雰囲気が変わります。
リフォームでは、全体のコンセプトや使い方に合わせて床を選びますが、その工法や代表的な素材の違いを知っておくと、イメージの幅が広がります。
そこで、今回は、床のリフォーム工事について詳しくお伝えします!
▼目次
床のリフォームは「重ね張り」と「張り替え」
床をリフォームする方法には、「重ね張り」と「張り替え」の2種類の工法があります。
既存の床の上に新しい床材を施工するのが「重ね張り」で、既存の床を全て撤去するのが「張り替え」です。
どちらにもメリットデメリットがあるので、リフォームする範囲やもとの床の傷み具合、コストなどに合わせて選ぶことができます。
早速、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
施工事例:自然素材にこだわった家
重ね張り
重ね張りは、既存の床の上に新しい床材を張る方法です。
既存の床を撤去しないので、工期が長くならず、コストも抑えられるのが特徴です。
もとの間取りを生かして、床をきれいにしたい場合には、こちらの方法を採用することが多くなります。
ただし、新たな床材の厚みの分だけ床の高さが上がるため、室内のドアが問題なく開け閉めできるかチェックが必要です。もとの天井高がそれほど高くないお部屋では、圧迫感を感じるケースもあることも知っておきましょう。
張り替え
張り替えは、下地も含めてもとの床をはがし、新しい床を張る方法です。
既存の建物の床の状態や、間仕切り壁の位置などに影響されず、新たな間取りに合わせて床を作ることができるのが特徴です。
リフォームでは、床下の傷みや配管などの状況も調べますが、床をはがせば一目瞭然なので安心して施工できるのもメリットです。
また、床の高さも調整できるので、室内の段差などを気にすることなく施工できます。
デメリットは、手間が増える分工期が長くなり、コストも高くなることです。
スケルトンリフォームで大きく間取りを変える場合や、キッチンなど設備の位置も大きく変えるケースで採用されることが多い工法です。
代表的な床の種類は?
リフォームでは、どんな床材を選びたいですか?
フローリング以外の材料を使うこともありますので、ここで代表的な床材をご紹介します。
フローリング
よく使われるのは、フローリングです。木でできた床材を総合してフローリングと呼びますが、無垢板のフローリングの他に、表面にシート状の化粧材を張った複合フローリングがあります。
クッションフロア
クッションフロアは、塩化ビニルを素材とする床材で、厚みのあるクッション性と高い防水性が特徴です。
シート状になっているため、床に張った時に継ぎ目ができず、床材の下に水が入りにくいのがメリットです。そのため、洗面脱衣室やトイレなどでよく使用します。
施工事例:猫と暮らす、時を紡ぐ家
フロアタイル
フロアタイルも塩化ビニルでできた床材ですが、クッションフロアのようなシート状ではなく、タイルのようなピース状になっているのが特徴です。
耐久性が高く、土足での使用にも適しているので、玄関土間やインナーテラスに使用するのがおすすめです。
カーペット
リビングや寝室などで使われることが増えているのが、カーペットです。
温かく音が響きにくい材料なので、スリッパを履かないライフスタイルや、床に直接座ることが多い部屋に向いています。
水に弱く、年数とともに毛玉が出ることもあるため、丁寧なお手入れをしながら使っていただきたい材料です。
まとめ
床材にはそれぞれメリットデメリットがあります。特徴をよく知り、場所に合わせて床材を選びましょう。
面積が広いため、素材や色、張り方を変えるとガラリと雰囲気が変わるのが床をリフォームする楽しさです。好みのインテリアに近づける第一歩にもなりますので、ぜひ特徴を抑えてイメージ通りの床を選んでいきましょう。
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