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りりこのスタッフブログ
住みながらリフォームはできる?メリットデメリットについて
こんにちは。
とうとう梅雨入り!例年より2週間近く遅れたようですね。
真夏のような暑さはないものの、今度は湿気。
体調に気をつけて過ごしましょう!
さて今日はリフォームやリノベーションを考える際、よく聞くお悩みがテーマです。
それは、リフォーム中の「仮住まい」についてです。
住まい全体の内装リフォームや間取りの変更など、大規模なリフォームともなると、工事が完了するまでに数ヶ月かかることも。
そうなると、“仮住まい”を検討する必要があります。
仮住まいへの引っ越しや家賃など費用がかさむため、「少しでも費用を押さえたいから、住みながらリフォームがしたい!」と考える人も多いのではないでしょうか。
今回は、大規模リフォームをする際に住みながらリフォームができるのか、またそのメリットやデメリットなどを紹介していきます。
▼目次
・まとめ
住みながらの大規模リフォームは可能?
大規模リフォームを行う際に住みながら工事ができるのかどうかは、工事の内容によります。
例えば、床や壁など内装リフォームの場合なら、生活空間を確保しながら一部屋ずつリフォームを進めていけば、住みながら行うことも可能です。
ただし、作業効率が低下することが懸念されます。工事期間が延びれば、その分だけ人件費がかかるため注意が必要です。
また、大幅な間取り変更をするリフォームや躯体をむき出しの状態にするスケルトンリフォームの場合は、住みながらのリフォームは難しくなります。
施工事例:【実家リノベ】100年超の古民家再生
住みながら大規模リフォームをするメリット
住みながら大規模リフォームを行う場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?
引っ越しの手間や費用がかからない
仮住まいに引っ越すとなると、一時的に暮らす賃貸物件もしくは滞在するホテルを探したり、荷物をまとめたりと、かなりの手間がかかりますよね。
さらに通常の引越しとは異なり、往復で2回引っ越す必要があります。
また、賃貸物件なら家賃に加え敷金・礼金、ホテルに滞在するなら宿泊代など、諸費用がかさむのも悩ましいところ…。
それらがかからないというのは、大きなメリットに感じますよね。
工事の経過を確認できる
リフォームの進み具合を毎日チェックできる点も、住みながらリフォームのメリットと言えます。
職人さんと直接会話できるので、家の状態や工事の進行具合を尋ねたり、気になる部分があれば質問したりできるため、安心感が得られますよね。
万が一トラブルが発生した場合も、すぐに確認・対応ができます。
住みながら大規模リフォームをするデメリット
メリットだけでなくデメリットもしっかりとチェックして、どうするのか判断しましょう!
作業音やホコリが発生する
工事が始まると避けることができないのが、音やホコリの発生。
特に既存の設備を取り外したり、床や壁を剥がしたりする解体作業中にはたくさんのホコリが舞い上がります。
常にホコリっぽい場所で生活するとなると衛生的とは言えません。
作業音についても、覚悟はしていても想像以上の音量が長時間続くとなると、ストレスに感じてしまいます。
人の出入りが多く、プライバシーの確保が難しい
リフォームが始まれば、職人さんをはじめ多くの人が家を出入りしたり、家の中を行き来したりすることになります。
そんな中で落ち着いて生活することは、なかなかできませんよね。
プライバシーの確保も難しく、お昼寝ができない、ゆっくりトイレに入れない、食事をするのにも気を使う…など、精神的に負担を感じる可能性が出てきます。
またセキュリティ面が心配で、自由に外出ができなくなることも。
生活上の不自由がストレスに…
工事中はどうしても家の中がホコリっぽくなってしまうため、それが気になって食事ができない、汚れが気になって洗濯物が干せない…など、生活をする上で不便を感じる場面が少なくありません。
またリフォームの対象となる設備は、一時的に使えなくなります。
工事の内容によってはトイレやお風呂、キッチンなどが、しばらくの間使用できなくなる可能性も…!
限られた期間とはいえ、職人さんと同じ仮設トイレを使用したり、近くの銭湯やスパに行ったり、食事は外食を利用したり…となれば、大きなストレスになってしまいますよね。
まとめ
このように、住みながらのリフォームにはメリットとデメリットがあります。
デメリットについては、短期間であれば我慢できたとしても、数ヶ月続くとなればそうはいきませんよね。
さらに大規模リフォームともなれば、住みながらリフォームによって効率が下がり工期が延びたり、水回りの設備が使えない期間の外食費や銭湯代といった生活費がかさんだりと、反対にコストアップにつながってしまう可能性もあるのです。
そのため大規模リフォームの際は、最も効率よく、かつ安全に工事が行えるよう、“仮住まい”を検討するのがベターと言えるのではないでしょうか。
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