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りりこのスタッフブログ
暮らしの幅が広がる!サンルーム増築のメリットや費用相場を知ろう
こんにちは。
今日は七夕ですね。天の川を想像して、空を見上げてみたいですね。
さて、天候の気になる今日にぴったりのテーマ「サンルーム」についてお届けします。
みなさん、サンルームをご存じですか?
太陽の光を家の中に取り込むことができ、生活をワンランクアップしてくれる空間です。
近年では、サンルームを増築するリフォームも人気が高まっています。
とはいえ、「我が家にもサンルームがほしい!」と思っても、「費用はどれくらいかかるの?」「増築するときに注意することは?」など、疑問や不安も多いですよね。
ここでは、サンルームの増築リフォームの基礎知識や費用相場などをご紹介していきますよ。
▼目次
・まとめ
サンルームとは?ベランダやテラスとの違いも解説
サンルームは、太陽の光を多く取り込めるように屋根や壁をガラス張りにした部屋のこと。リビング・ダイニングの延長線の空間として設置されたり、ベランダに設置されたりすることが多く、物干しスペースやアウトドアリビングとしてなど、様々な用途で活用することができます。
似たようなものに、ベランダやバルコニー、テラスなどがありますが、その違いについても簡単に解説していきましょう。
・ベランダ…建物の外に張り出した屋根付きの屋外スペース
・バルコニー…2階以上の室外に張り出した屋根のない屋外スペースで手すりが付いている
・テラス…1階の建物の外に張り出した、庭よりも一段高く、屋根のないスペース。リビングとつながっていることが多い
これら既存のベランダやバルコニー、テラスをサンルームにリフォームするケースも増えています。
サンルームの活用法
ライフスタイルや家族構成に合わせて、多種多様な使い方ができることで人気のサンルーム。具体的には、どのような活用法があるのでしょうか。
洗濯物の室内干し空間
屋内に居ながらにして、日光が豊富に差し込むのがサンルームのメリット。
洗濯物も乾きやすいため、多くの人が室内干しスペースとして活用しています。
雨や風といった急な天候の変化だけでなく、花粉や黄砂、PH2.5を気にする必要がないのも嬉しいところですよね。
セカンドリビング
日当たりがよく、心地よい空間であるサンルーム。子どもの遊び場やペットがくつろぐ場所として活用するのもいいですね。
またデッキチェアを置いて日光浴を楽しんだり、庭の景色を眺めながら優雅なティータイムを過ごすこともできます。
植物の温室
サンルームは日光を取り入れながら風を遮ることができるので、植物の温室代わりになります。寒さに弱い植物を育てるのにも適していて、ガーデニングが好きな人におすすめですよ。
サンルームを増築する際の注意点
建ぺい率を意識しよう
サンルームは三方向が壁やガラスで囲まれて天井がついているため、原則として通常の部屋と同じ扱いになります。
そのためサンルームを増築する場合には、指定された建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)を超えてしまわないように気を付けなければなりません。
規定値を超えてしまうと違法とみなされ、火災保険や地震保険などの契約ができない、必要なときに保険が下りない、などの不都合が生じてしまいます。
固定資産税の増加も考慮しよう
前述したように、サンルームは部屋としてみなされるため建物の面積が増えます。
つまり、新たに増えた床面積分が固定資産税の課税対象となるのです。
固定資産税の金額は土地建物の評価額により変動しますが、目安として、一般的な大きさのサンルームの場合、年間約1~2万円固定資産税が増額すると言われています。
温度や湿度管理は忘れずに
サンルームのデメリットとしてあげられるのは、夏の暑さや冬の寒さなど、外気に影響されやすいということ。また湿気がこもりやすく、結露しやすいのです。
そのため、二重サッシや断熱素材を採用したり、エアコンや換気扇を設置するなどして、しっかりと温度管理や湿度管理を行って対策しましょう。
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サンルームを増築する際の費用相場が知りたい!
サンルームのリフォーム費用は、サンルームの本体価格に、取り付け工事費や物干し・換気扇などのオプションをプラスした価格の合計。設置する場所や面積によっても大きく変わってきます。
下記に記すのは平均価格なので、詳しくは業者に見積もりをとって確認しましょう。
1階の庭に増築する場合
4㎡程度のスペースで約40~80万円、6~7㎡程度で80~110万円が相場です。
ただし、庭に障害物があったり、庭が傾斜していたりする場合は整地費用が追加されます。またコンクリートの基礎づくりや断熱工事などを追加する場合も、別途費用がかかるので注意しましょう。
2階のベランダに増築する場合
2階にあるベランダやバルコニーに増築する場合は、既存の土台を活用できるので比較的費用が抑えられます。費用相場は約40~70万円。
ただし、2階にベランダやバルコニーがない場合は、新設するために一から基礎工事が必要となるため、大掛かりな工事となります。費用相場は約100万円です。
まとめ
ライフスタイルに合わせて、さまざまな活用ができるサンルーム。
暮らしを豊かにしてくれるメリットがたくさんあります。
でも、リフォームの前に確認しておきたい注意事項もがあるのも事実。
サンルームの増築に興味がある人は、後悔のないリフォームのために、今回ご紹介したメリットや注意点をぜひ参考にしてみてくださいね。
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