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りりこのスタッフブログ
古民家リノベがひそかなブーム。その魅力とは?
こんにちは。
今週は梅雨とは思えないほどのお天気で暑い日が続きましたね☀
来週はまた雨の1週間になるそうです。
近年「古民家リノベ」がひそかなブームになっていることをご存知でしたか?
その時代的な価値だけでなく、構造上の利点なども見直されている「古民家」。
そもそも「古民家」とは、いったいどのような住宅のことを指すのでしょうか。
りりこの古民家リノベ事例をまじえつつ、今日は古民家のお話をしたいと思います。
▼目次
・古民家の定義とは?
・古民家の魅力とは?
・古民家リノベ事例のご紹介
・まとめ
古民家の定義とは?
古民家とは、日本の住居で建築年数がかなり経過した民家のことです。
ただし、明確な定義はありません。
国が制定する文化財登録制度においては、「50年以上経過している」ものが対象条件になっています。
一般的には、定義は主に3つとされています。
・日本の伝統工法である木造軸組工法で建てられている
・茅葺屋根、草葺き屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い柱と梁を持つ
・築年数が50年以上経っている
古民家には、農村民家・町民民家・武家民家・庄屋屋敷などさまざまなタイプがあり、味わい深い趣があります。
このように日本独特で、文化財としても価値のある古民家は、近年リノベーションによって再利用されるケースも増えてきています。
古民家の魅力とは?
美しさと独特の雰囲気
古民家の最大の魅力、それはまず木造建築が持つ美しさや、独特のぬくもり、雰囲気です。
自然素材のみを使用した安心感もあります。
長く住むほど風合いを増し、生活空間そのものを味わい深くすることができます。
開放的な間取り
一般的に古民家は天井が高く、室内の圧迫感がありません。
家族団らんを重視した間取りであり、どこにいても家族の気配を感じられるようになっています。
ゆったりと心地良く生活するための家であると言えますね。
現代住宅のような便利さがなくても、家で過ごす時間の流れを楽しむ余裕を感じさせてくれます。
古民家リノベ事例のご紹介
築86年 古民家リノベーション
この家で生まれ育った人たちの思い出が残る家。
できる限りもとの家のものを活かしたいという思いからリノベーションに至りました。
もとからあった太鼓梁を現しにした9.5畳の和室です。
お施主様のご希望でアトリエを。釣りやアウトドア用品がずらりと並びます。
古き良きを残し、自分たちの好きなものに囲まれた家になったことで大変ご満足いただけました。
この古民家リノベーションをもっと見たい
⇒https://www.rereco.net/works/325.html
【実家リノベ】100年超の古民家再生
もともと養蚕を営んでいた築100年超の住宅。
長い年月を支え続けた柱や差し鴨居をそのままに、そして高い天井も十分に生かした造りです。
空間が大きい分、暖冷房の効率が気になりますが、断熱材をしっかりと施工することで暑さ寒さ対策は万全です。
もちろん、風や日光といった自然のエネルギーも十分に取り入れられる設計です。
家族がそろって食事をするダイニング。
以前は90センチ角のテーブルで寄り添って食事をしていたそうですが、今では6人がゆったり座れます。おじいちゃん、おばあちゃんを合わせた6人の会話がはずみます。
家族のきずなが深まった、とご満足いただけました。
この古民家リノベーションをもっと見たい
⇒https://www.rereco.net/works/291.html
まとめ
いかがでしたでしょうか?
忙しい現代社会にとって、ゆとりのある古き良き時代の暮らしというものは憧れの存在になりつつあるのかなと思います。
もともと所有していた古民家や、都会から古民家を購入して移り住む方も多いですが、
他にも古民家を利用して事業を始めたいという方も最近増えてきています。
飲食店でも、あえて古民家の作りを活かしたカフェなどの店舗を見かけることも多いですよね。
しかし、実際に古民家をリノベーションするとなると、さまざまな問題が出てきます。
例えば、「耐震基準は満たしているのか」「夏は涼しい分、冬は寒いのでは…」などの不安な点も多いと思います。
古民家に憧れ、古民家をリノベーションしたいとお考えの方は是非りりこにご相談ください!
専門的な知識と最高の素材をもって、古民家を生まれ変わらせます。
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